Castorとは?スマホの共有からすぐ使える、ローカルAI対応の実用アプリ

スマホで文章を読んでいるときに、「これを要約したい」「少し自然な日本語に直したい」「英語に翻訳したい」と思う場面はよくあります。画像を見ながら「この内容を説明してほしい」と感じることもあるはずです。

ただ、そのたびにAIサービスを開き直して、テキストをコピーして、貼り付けて、必要なら画像も選び直して……という流れは、思っている以上に面倒です。

Castor は、そうした日常の小さな手間を減らすために作ったAIアプリです。スマホの共有操作や画像選択、会話履歴、AIプロバイダーの切り替えをひとつにまとめ、使いたいときにすぐAIを呼び出せる道具を目指しています。

最近のアップデートでは、ローカルAIの選択肢をさらに広げ、設定の自動復元まわりも強化しました。以前よりも、「自分の使い方に合わせて育てやすいアプリ」になってきています。

Castorでできること

Castor は、テキスト入力だけのチャットアプリではありません。普段スマホで扱っている情報を、そのままAIに渡して活用できるようにしています。

  • 文章の要約
  • 誤字脱字の修正や文章の校正
  • 英訳などの翻訳
  • 画像の内容説明
  • AIの返答をコピー、共有
  • 会話履歴の保存
  • よく使う設定の自動復元

Castor は「AIと会話すること」そのものより、スマホの中にある情報をAIで素早く整理することに重心を置いています。

こだわったのは、スマホでの使いやすさ

Castor を作るうえで特に意識したのは、スマホでの操作が途切れないことです。

たとえば、他のアプリで見つけた文章を共有して、そのままCastorに渡して要約する。画像をギャラリーから選んで、その場で説明させる。APIキーも長い文字列を手で打つのではなく、QRコードで読み取って登録する。そうした流れをできるだけ自然にしたいと考えました。

また、よく使う操作は AI カードとしてすぐ呼び出せるようにしています。

  • 要約
  • 校正
  • 英訳
  • 画像説明
  • QR読取

毎回ゼロからプロンプトを書くのではなく、まずは迷わず使い始められることを大事にしました。

Geminiだけでなく、OpenAIやローカルAIにも対応

Castor のもうひとつの特徴は、AIの使い方をひとつに固定していないことです。

クラウドAIとしては Gemini や OpenAI を使えます。すでに使っている API キーがあれば、そのまま自分の環境で利用できます。用途や好みに応じてモデルを切り替えられるので、軽快さを優先したい場面と、より高度な応答がほしい場面を使い分けやすくしています。

さらに、ローカルAIにも対応しています。端末上にモデルをダウンロードして動かせるので、通信環境やプライバシーを意識したいときにも選択肢を持てます。

ローカルAIでは、次のようなモデルを使えるようにしています。

  • Gemma 4 E2B
  • LFM 2.5 1.2B JP
  • Gemma 3 4B
  • MiniCPM-V 4.0
  • Qwen 2.5-VL 3B
  • llmqwen3.5-0.8B

軽量な日本語向けモデルから、画像を扱えるVLM、そして新しく加わった Gemma 4 E2B まで、用途に応じて選びやすい構成にしています。スマホだけで完結するAI体験を広げられるのが強みです。

ローカルAIも実用的に使えるように調整

ローカルAIは魅力的ですが、実際には端末性能や GPU まわりの違いで挙動が変わりやすく、ただ載せるだけでは快適に使えません。

そのため Castor では、モデルのダウンロード管理、整合性チェック、バックエンドの切り替えなど、実運用しやすいように細かく調整しています。

  • モデルをアプリ内からダウンロード
  • モデルファイルの整合性チェック
  • CPU / OpenCL / Vulkan の切り替え
  • 画像対応モデル向けの動作調整

特に画像対応モデルは、端末によっては初回応答に時間がかかることもあります。そうしたモバイル特有の癖も前提にしながら、なるべく実用に寄せています。

また、最近はローカルAIの土台も広げています。従来の llama.cpp ベースのモデルに加えて、新しいランタイムを使うローカルモデルも扱えるようになり、今後の選択肢も増やしやすくなりました。

設定を戻しやすくしたのも最近の改善点です

AIアプリは、モデルやプロバイダー、ローカル実行の設定など、自分好みに調整していくほど使いやすくなります。その一方で、再インストールや端末変更のたびに設定をやり直すのは、かなり面倒です。

そこで Castor では、対応環境でサインインしている場合に、選択中のAIプロバイダー、モデル、ローカルAIの設定などを自動で復元しやすい仕組みを入れました。

毎回ゼロから環境を作り直す負担を減らしつつ、普段の使い方はなるべくそのまま引き継げるようにしています。

こんな人に向いています

Castor は、次のような使い方をしたい人に向いています。

  • Web記事やSNSの文章をすぐ要約したい
  • 英文や日本語の文面をその場で整えたい
  • 画像を添付して内容を説明させたい
  • APIキーを自分で管理しながらAIを使いたい
  • クラウドAIとローカルAIを状況で使い分けたい

特に、スマホで AI をもっと作業の流れに組み込みたい人には相性がいいと思います。

プライバシー面について

AIアプリでは、便利さと同じくらい、どの情報をどう扱うかも重要です。

Castor では、API キーは安全に保存し、会話履歴は端末内で管理する構成にしています。また、画像の扱いについても、端末内のライブラリ全体へ広くアクセスするのではなく、ユーザーが明示的に選んだ画像を使う形を重視しています。

もちろん、Gemini や OpenAI のようなクラウドAIを使う場合は、入力内容は各プロバイダーに送信されます。一方で、ローカルAIを選べば、端末内で完結する使い方もできます。さらに、設定の自動復元に対応していても、外部サービスの API キーそのものはクラウド同期せず、端末内に留める方針にしています。用途に応じて選べることも、Castor の大事なポイントです。

これからのCastor

Castor は、スマホでAIを便利に使うための土台として、まだ伸ばしていきたい部分がたくさんあります。

今後は、よく使うプロンプトをもっと柔軟に管理できる仕組みや、音声まわりの機能なども強化していきたいと考えています。単なるAIチャットアプリではなく、スマホの中でAIを実用的な道具として使えるアプリに育てていく予定です。

ダウンロード

Castor は Google Play からダウンロードできます。

Google Play で Castor をダウンロード

まとめ

Castor は、スマホで扱うテキストや画像を、その場でAIに渡して整理したり変換したりするためのアプリです。共有、画像入力、履歴、QR設定、複数AI対応といった機能をまとめて、日常の流れを止めずに使えることを重視しています。

AI を特別なものとして使うのではなく、スマホの操作の延長として自然に使いたい。Castor は、そんな発想から作ったアプリです。

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